負担付贈与における家屋の時価価格について
親が住宅ローンを支払えなくなったので、負担付贈与の契約を行う予定です。贈与税の算定には家屋の時価が必要ですが、不動産鑑定が必要なのでしょうか?無料の不動産査定で良いのでしょうか?
税理士の回答

分譲マンションなどはさておき、不動産というのは実際のところ何をもって時価とするのか難しいもので、1番望ましいのは、ご相談者様がおっしゃるように不動産鑑定士に鑑定を依頼することでしょう。
しかし、不動産鑑定士に鑑定をしてもらうには多額の費用が掛かりますので、不動産業者に査定してもらうというのも一つです。
ただし、家屋の老朽化が進んでおり、売却を考えたときに価値が無いとしても、贈与税の計算上、あるものをゼロとする訳にもいきませんので、そのような場合には固定資産税評価額を用いる方法も考えられます。
最終的にどうすべきかは、その家屋の状況や金額面などから税務上のリスクも考え、個別に判断すべきことですので、税理士事務所に直接ご相談へ行かれることをお勧め致します。
ご回答いただきありがとうございます。
不動産業者の査定額より固定資産評価額が高かった場合、固定資産税評価額で算定することもあるわけですね。

例えばのお話で、個別判断すべき事案ですね。
査定額<固定資産税評価額のときに固定資産税評価額を使うという決まりはありません。
わかりました。ありがとうございました。
本投稿は、2022年01月06日 20時55分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。