贈与税110万円までかからないというのは1人につきですか?
子供が3人と妻に毎年50万円ずつあげるとすると、1人あたりは50万円ですが、合計だと200万円になります。
この場合贈与税はかかりますか?
また贈与税以外の納税義務がかかることはありますか?
また、上の例の場合、「1人あたり50万円を4人にあげました」という何か手続きなどは必要ないのでしょうか?
もらった側がそれぞれ確定申告すればいいだけでしょうか?
税理士の回答
贈与を受けた者が年間の全ての贈与額(数名から贈与を受ければその合計額)が110万円以下であれば贈与税申告納税は不要です。
つまり贈与する者が1人50万円を4人に合計200万円贈与したからといって贈与税がかかるわけではありません。
贈与であればその他の税の対象にはなりません。
贈与の事実を明らかにしておくために、振り込みをするほか、贈与契約書を4人それぞれと作成しておくことをおすすめします。
なお、ある年に例えば「これから10年間、毎年50万円贈与する」という契約をしてしまうとその年に500万円の贈与をしたとみなされてしまいますので注意が必要です。
本投稿は、2022年02月02日 13時25分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。