マイホーム購入時の親からの贈与について
共働き夫婦です。年内にマイホームの購入を検討しています。物件は8000万で省エネ等住宅に該当。持分は夫婦で50%ずつにする予定です。
マイホーム購入にあたり妻の父親から4000万円ほど資金援助してあげるとの話があります。ただし、一括で4000万の生前贈与を受けると贈与税の税率が高いため、少しでも節税したいと考えています。
自分なりに調べる中で、
・住宅取得資金の非課税枠を使って今年1000万円を受取る(1000万は妻持分の頭金にして、妻持分の残り3000万+夫持分4000万でペアローン組む)
・来年以降、妻は父から毎年200万円×15年間にわたって暦年贈与を受け(総額3000万)、これを妻名義の住宅ローン返済に充てる
という方法はどうかと考えていますが、以下教えていただけますでしょうか?
質問①
前述の通り贈与を受けた場合、妻が納めるべき贈与税は、(年間贈与額200万円-基礎控除110万円)×税率10%=年間9万円で合っておりますでしょうか?
質問②
ネットで調べると「予め3000万円を贈与する意思があったのにも関わらず、複数年に分割して相続をすると「定期贈与」と見なされ、追徴課税の可能性がある。」という記載をよく見かけます。
質問①に記載の通り、毎年贈与税9万円を納めていても、追徴課税の可能性(当初から3000万を贈与する計画だったと見做され、3000万に対して贈与税が課される?)はあるのでしょうか?毎年、贈与契約書を交わしておけば、定期贈与と見なされるリスクを回避できますか?
税理士の回答

①住宅取得資金の贈与の非課税の特例の他の要件を満たされておられる場合であれば、ご見解のとおりとなります。
(ご参照)国税庁ホームページhttps://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4508.htm
② 3000万円の贈与契約が一時になされており、贈与金額を分割して受け取っている場合には、税金が課税される可能性があります。
毎年、贈与契約をかわすのであれば、定期贈与とみなされる可能性は少なくなります。
やはり贈与契約は交わした方がよいのですね。ありがとうございます!
本投稿は、2022年08月01日 11時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。