親から税金のかからないお金のもらい方
親(70歳)が私(40歳、今年結婚の既婚者)に現金15000万をやると言っており、暦年贈与、相続時精算課税制度、結婚・子育て資金贈与などどれを駆使したら税金がかからないように受け取ることが出来るのでしょうか?
税理士の回答

金額が15,000万円となりますと、税金がかからないように受け取るのは中々難しいですね。
・相続時精算課税制度は贈与の形をとりますが将来の相続時に相続税で納める制度ですので、この金額ですと明らかに相続税がかかってきます。
・結婚子育て資金の贈与につきましても最大1000万円ですので限界があります。
・贈与税を払いながらでも暦年課税を使って毎年贈与を継続することが現実的かと考えます。その際に、相談者様だけでなく、可能であれば配偶者の方にも贈与して頂くと、2倍の金額が移転できます。
その他、生命保険金に関しては一定額まで相続税が非課税になりますので、お持ちの現金を生命保険の一時払い保険料に充当して非課税財産に変えて、将来死亡保険金として受け取ることも有効かと思います。
以上、ご参考になれば幸いです。
いろいろな方法があるのですね。ありがとうございます。
本投稿は、2017年07月26日 13時06分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。