不動産の名義の人数について
父が亡くなり、相続について悩んでいます。
相続人は3人です。私、母、妹の3人です。
建物・土地の相続です。
土地の上に建物があります。相続税対策で
土地を私1人で相続して建物を母親と
共有で所有したいと考えています。
不動産を1人の名義にする場合と複数人の名義にする場合で
何かメリットになることはありますでしょうか。
またデメリットになりうることなどもあるのでしょうか。
※過去に弊社サービスにお問合せ頂いた質問を転載しています
税理士の回答
不動産を相続する際に共有名義にするケースは多くあります。相続人間で分割がまとまらなかったことで共有名義にせざるを得なかった場合もあるでしょう。
しかし、共有名義にした場合には後々トラブルとなるケースもあり、一般的にはおすすめしません。例えば、相続した不動産を売却したい場合に、他方の共有名義者が売却に応じないといった場合、不動産売却が出来なくなります。
また、共有名義のまま、次の相続が発生した場合、相続人がさらに増えることになり、ますます話がまとまらないといったケースも想定されます。
今回ご質問の共有名義とは、妹さんも含めての話でしょうか?建物のお母さまとの共有の話でしょうか?それぞれのケース毎で異なりますので、一般的な回答になりますが、一次相続のみならず、二次相続をも考慮して、ご判断いただければと思います。
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本投稿は、2014年07月24日 20時19分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。