[事業承継]会社分割時の地代家賃について - 税理士に無料相談ができるみんなの税務相談 - 税理士ドットコム
  1. 税理士ドットコム
  2. 相続税
  3. 事業承継
  4. 会社分割時の地代家賃について

会社分割時の地代家賃について

分割型新設分割において、10/15を分割の日とし賃貸不動産を承継会社に移転した場合、受取家賃や支払家賃の日割り計算は必要でしょうか?
日割り計算が必要な場合、分割の日(10/15)に現金精算で良いのでしょうか?
または、15日以降の分を仮払金や仮受金として処理し、移転する資産負債とするのでしょうか?
また地代家賃以外に日割り計算が必要な費用はあるでしょうか?
宜しくお願いいたします。

税理士の回答

賃貸不動産を承継会社に移転すると貸主が変わりますので、新たに賃貸契約を締結する必要があります。その上で、未経過部分をどのように取り扱うかを決めることになります。通常は、10月15日を境に債権債務を整理することになろうかと思われます。
その結果において、日割分の取り合いが決まります。
会社分割に限らず、一般の収益物件の売買の場合も同様です。

土師先生、ご回答有難うございます。
分割型新設分割において、賃貸不動産を承継会社に移転するにあたり、事前に賃貸人の承諾を得て賃貸借契約を引き継ぐ形になります。
日割り計算が必要になると思いますが、分割の日(10/15)に単に現金精算で良いのか?
または分割会社で15日以降の分を仮払金や仮受金とし、移転する資産負債として承継会社に移転する処理で清算するのか?
どちらの方法で処理するのが正しいのでしょうか?

従前の賃貸契約を引き継ぐとしても、貸主が変わるのですから分割の日に未経過分(日割分)を精算する形となります。
全く別の法人に事業承継した場合は仮受金・仮払金の処理はしないのではないでしょうか。親子間または同族会社間だからこそ起こりうる考え方ですが、親子間であっても第三者間と同様の処理になるべきだと思います。

本投稿は、2025年10月16日 06時36分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

この相談に近い税務相談

  • 会社分割時の前払家賃・前受家賃の取り扱い方

    分割型新設分割において、承継会社に移転する資産に賃貸不動産がある場合、前払家賃や前受家賃はどのように取り扱うのでしょうか? 分割会社においては、決算整理仕訳と...
    税理士回答数:  2
    2025年06月22日 投稿
  • 株式の簿価(帳簿価額)

    適格分割型分割において、分割承継法人株式の取得価格(付替える分割承継法人株式の金額)の計算方法は、分割直前の分割法人株式の簿価×分割移転割合とあるのですが、株式...
    税理士回答数:  1
    2025年01月12日 投稿
  • 地代家賃について

    個人事業主をしています。 つい最近引越しをしまして、自宅兼事務所なので家賃のパーセントを決めて経費に入れています。 確定申告の時に青色決算書に、 (支払先...
    税理士回答数:  2
    2019年04月16日 投稿
  • 分割型分割で移転する資産負債の価額

    適格分割型分割では分割承継会社へ引き継がれる資産、負債は、分割会社の直前の事業年度の帳簿価額とあります。 期中に分割した場合、売掛金・買掛金・借入金など当初の...
    税理士回答数:  1
    2025年06月29日 投稿
  • シェアハウス退去時の返金の仕訳

    お世話になります。 先日、事業所として使っていた部屋から退去し、退去日以降の日割り計算による返金がありました。その場合の仕訳は下記の通りでよろしいでしょうか。...
    税理士回答数:  1
    2020年05月02日 投稿

事業承継に関する相談一覧

分野

人気のエリアの税理士事務所

事業承継に関する他のハウツー記事を見る

みんなの税務相談

税理士の無料紹介サービス

プロが税理士を無料でご紹介いたします

  • 相談無料
  • 全国対応
  • 24時間受付
税理士紹介サービスの詳細はこちら
累計 相談数
160,090
直近30日 相談数
844
直近30日 税理士回答数
1,534