中小企業の社長の株を会社購入する事について
社長の株を退職時購入予定ですが、株の価格が高くすべてが購入できず、一部会社が購入する事にしていますが、会社にも預金が無く購入できない場合の対策としてどの様な事がありますか。
また、株価を安くする為、退職金対策を実施しました。
株の価格を下げる為には、退職金を払った時点と決算後では、どちらが低いのでしょうか。
税理士の回答

安島秀樹
ふつう決算書に基づいて株価評価をすると思うので、決算後でないと下がった株価はでてこないと思います。社長さんの退職金というのはふつう定時株主総会で決めると思うので、退職金を払う時点と決算後というのは同じ時点だと思うのですが、違うのですか。
突然の退職でしたので、退職金を即支払と思っておりました。
知識不足で、勉強になりましたありがとうございました。
やはり、簿価での買取はできない様ですね。

安島秀樹
臨時株主総会を開いて退職金の支払いをすることはできます。簿価あるいは簿価に近いところでの株の買い取りというのは株主総会で決議すればあると思います。退職金を払った後に簿価を下げて、会社で株を買い取るというのはいい考えだと思います。私の経験で、社長の持ち株を息子の常務に贈与で譲るのに、3月に1億退職金を払って、3月末の1株簿価を大きく下げて、4月上旬に贈与取引をして、贈与価格(相続税評価額)を大きく下げて贈与税を安くしたというのがあります。税理士さんに相談してみたらどうですか。
本投稿は、2022年07月01日 10時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。