正味の遺産額とは?
相続税の計算ででてくる正味の遺産額とはどのように計算するのでしょうか?
現預金や不動産などの遺産総額が6000万円、債務等が500万円、
相続時精算課税制度の適用を受けた贈与が2000万円あります。
相続時精算課税制度の適用を受けてから1年以内に被相続人が亡くなったのですが、
正味の遺産額はいくらになりますでしょうか?
国税のページをみてもいまいちわからなかったので、ご教授ください。
税理士の回答
6000万円+2000万円-500万円=7500万円が正味の遺産額です。
ちなみに、算式は次のとおりです。
正味の遺産額=遺産総額+相続時精算課税制度適用贈与額-(非課税財産+葬式費用+債務)+相続開始前3年以内贈与額
ありがとうございます。
無知で申し訳ないのですが、
相続時精算課税制度の適用を受けたものは、相続開始前3年以内贈与額から抜いて良いということで良いでしょうか?
※今回、相続時精算課税制度の適用を受けてから1年以内に亡くなっている
はい、そのとおりです。
相続時精算課税制度の適用額は正味の遺産額に含めますが、相続開始前3年以内贈与額としてさらに含める必要はありません。
本投稿は、2019年05月14日 15時20分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。