注文住宅購入時の税金について
土地を全額親に負担してもらう予定なのですが、以下2つのパターンについてどちらが税金を安く抑えられるでしょうか?
①土地代金を親から受け取り贈与税を支払う
②親名義で土地を購入し相続時に相続税を支払う
また、他にいい方法があれば教えてください。
税理士の回答
一概には言えないのですが、土地を購入されるということですからそれなりの金額かと考えます。通常は贈与税率の方が高いと考えられますので一般論では相続時に相続税を支払うという考え方になります。しかし、全体の資産状況が全く不明ですので次のようにお考え下さい。まず親御様の財産は3000万円+600万円×法定相続人の数以上であれば相続税がかかりますので実際の試算を行い、税率がどれくらいかを調べてください。かからないのであれば相続で頂いた方がよいと考えます。相続税の負担が出るようであれば贈与税との負担率を考えながら、一般の暦年贈与か、相続時精算課税制度のの選択をご検討ください
追加ですが、注文住宅を建てるということですので住宅取得資金贈与の非課税の規定の適用を受けるためには贈与でもらったその資金の一部は建物に充当しないと土地だけの非課税適用はないのでご注意ください。住宅取得資金贈与の非課税の規定は相続時精算課税制度とも併用できますのでご検討ください
本投稿は、2020年06月04日 13時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。