個人事業主から同族会社への業務委託について
個人事業主で行っていたwebサイトの運営業務を、同族会社に業務委託しようと考えています。
webサイトからは広告収入があり、所有権は個人のままで、業務委託費を20%程支払うつもりです。
こうした形態は税務調査の際に問題になりやすいと聞いております。
自分で調べた限りでは、「業務委託費が相場と比較して適切」「業務内容が明確」
この2点を押さえておけば大体大丈夫という印象なのですが、この認識はどうでしょうか?
また、業務委託することで個人にかかる税金が抑えられ、法人に資金を移す効果も実際にあります。
こうした場合ですと、やはり税務署から否認されるリスクが高まるでしょうか?
宜しくお願い致します。
税理士の回答
同族会社で実際に業務を行う人はどなたになるのでしょうか。
業務を依頼する個人事業主以外の方が同族会社内に存在して、その人が依頼された業務を行うのであれば、実態が伴っていると考えることができます。
しかし、同族会社=個人事業主の場合には、どこまでが個人事業の業務範囲で、どこからが同族会社の業務範囲なのか、また、そのように区分する理由は何なのか、といった点を明確に説明できることが必要になります。
実態がなかったり業務内容が明確でない場合には、税務上の否認リスクは残ると思います。
宜しくお願いします。
ご回答ありがとうございます。
同族会社は代表者一人の法人でして、同族会社=個人事業主の場合になります。
業務範囲と区分理由について明確に説明する必要ありとのこと、承知しました。
この点については大丈夫だと思いますので、慎重に検討してみたいと思います。
方向性が見えてきました。ありがとうございます!
本投稿は、2017年10月31日 13時32分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。