別表4の否認について
別表4の交際費等の否認について教えて下さい。
交際費として損金計上していたのですが、どう考えても経費にあたらないものや
経費とするにしても役員の賞与とみなされるものは別表4で調整すると思います。
別表4で調整する事にすごく抵抗感があります。なんだか税務署に違和感を持たれる
のではないかとか色々考えてしまいます。
こちらとしては損金不算入にしてるのだから文句言われる事もないと思うのですが
税務署の立場で考えると興味を持たれるのではないかと思っています。
実際税務署は別表4の損金不算入等は重要視して調査の対象とするなど考えるもの
なのでしょうか?
税理士の回答

出澤信男
別表で損金不算入の処理を正しくされていれば問題はないと思います。なお、明らかに正しくないと思われるものがあれば調査の対象になる可能性はあります。
一般的に税理士事務所の業務として否認するという事は日常茶飯事なものでしょうか?
例えば交際費で領収書が回ってきて会計上は損金処理されていたが、税理士事務所の目線で
明らかに私用という形だと判断した場合、別表上で交際費を否認をする。という事になりますか?
税理士事務所の立場上、税務署に文句言われるような要因は排除する事が望ましいと思います。
もし交際費を否認したけれども、調査によっては役員賞与とみなされるものもあると思います。
税務調査を見越して、とりあえず交際費を損金のままにし、役員報酬の否認をしてその分の源泉
所得税を顧問先に通知した上で確定申告を行うものなのでしょうか?
上記のような実務上の事も教えて頂けると助かります。

出澤信男
明らかに役員賞与とみなされるものは、別表上で否認して確定申告をするよう通知することになると思います。
その場で源泉徴収するわけではなく役員賞与とみなされる収入を上乗せして確定申告もしくは
年末調整にて処理するということですね。
ご回答頂き誠にありがとうございました!
本投稿は、2024年04月18日 13時27分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。