税務署の実地調査はどこまで?
税務署が実地調査を決める前に、事前調査があると知りました。
その時に、資産の流れなど入出金など調べるそうですが、家族内の生活環境など生活内容なども踏み込んで調査されるのでしょうか?税務署が税金に関する事以外で介入出来るのはどこまでなんでしょうか?
ご回答出来る内容でしたらよろしくお願いいたします。
税理士の回答
事前調査の段階では、銀行や証券会社の口座を調べて次の様なことを確認します。
1)被相続人(お亡くなりになった方)の口座がどの様な動きがあったか
2)相続人並びに相続人の家族の預貯金の残高はどうか
3)被相続人の口座から生前(死亡直前)に引き出したお金がないか
4)被相続人の口座からご家族の口座に移動したお金はないか
など、主に生前のお金の動きを確認します。
その他にも、税務署には様々な資料箋や支払調書等の情報が集まりますので、それらの情報を基に財産状況を推定することもあります。
生活環境や生活内容などは実地調査で話を伺って確認することになります。
通常の相続税の税務調査は任意調査ですので、強制的に何でも出来るという訳ではありません。相続税に関係のない内容であれば勿論介入等は出来ません。
ご参照になれば幸いです。
大変参考になりました。
ありがとうございました。
本投稿は、2015年09月08日 11時10分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。