休業中の税務調査
設立して6期目の株式会社です。代表者一人の会社で売上数百万の小規模零細です。
体調を壊して5期の途中から休業しております。5期の決算は何とか終了し、現在6期目で売上0です。今まで税務調査を受けたことがありません。
そこで質問です。
1.休業中でも税務調査を受ける可能性はあるのでしょうか。
2.体調不良と年齢的になものから廃業も考えておりますが、廃業時、または廃業後も税務調査を受ける可能性はあるのでしょうか。
税理士の回答
早々のご回答誠にありがとうございます。
もう少し具体的に申し上げますと、今まで税理士さんを付けずに自分で決算を行なっていましたので、正しく行われているか不安です。
売上は5期平均で600万程度です。
この様な状況ですが、先ほどのご回答と変わりはございませんか。
ご連絡ありがとうございます。
売上規模的には調査の対象にはなりにくいと思われますが、原価や経費で大きな変動がある場合や不自然な(疑わしい)経費勘定が計上されている場合には、その内容確認も含めて調査に入る可能性は否定できません。
5期の決算数値に目立った動きがなく、毎期の売上が600万円前後であれば、調査の可能性は低いと思います。
迅速なご回答本当にありがとうございます。内容承知いたしました。
最後に1点だけ教えてください。
現在休業中で法人口座に2百万少々のお金が入っており半期ごとに預金利息が9円ついています。行く行く廃業を検討しておりますが、このまましばらく休業する場合、この法人口座はどのようにしておけばよろしいでしょうか。
ネットで検索しても下記のようにいろんな意見があって良く分かりません。
1.解約して私的に使用しても良い。
2.解約して私的に使用せず別途保管しておく(あまり意味は無いような気がしますが)。
3.解約せずにお金の動きがなくなるようにお金を引き出す(この場合、引き出したお金の使途はどうなるのか)。
4.預金利息が付いても現在のまま口座は放置する。
もちろん、一人会社ですので株主、代表者は私一人で、資本金は3百万(現金2百万、現物出資1百万)です。
お手数ですが、ご教示賜りましたら幸いです。
よろしくお願い申し上げます。
ご連絡ありがとうございます。
廃業(会社を解散)せずに休業する場合には次のような流れで宜しいと思います。
① 先ずは債権者がいらっしゃる場合には債権者への支払いを済ませる。
② 相談者様が資本金以外に会社へ貸し付けているお金がある場合には、その貸付金額を限度に会社の口座から相談者様個人の口座に資金を移動する(返済する)。
③ それ以外のお金は会社の資産になりますので、手をつけずに会社を解散するときまで維持する。
④ 会社を解散し清算する場合に、残余財産の分配金として残りの資産を株主に分配する。
上記②の返済金以外に勝手に(私的に)使用すると、社長への賞与とみなされますので、相談者様個人に所得税住民税が課されます。
会社と個人は別人格であり財産の所有に関しても明確に分ける必要が有りますので、私的な流出にはご留意ください。
本当にありがとうございます。
良く理解できました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
本投稿は、2019年02月13日 07時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。