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障害者控除

発達障害で手帳持ちです。

現在の職場は障害者雇用ではないのですが、手帳を持ってる事を伝えてあり、毎年年末調整のタイミングで障害者控除を適応してもらっています。しかし、今年中にクローズで転職したいと考えています。その場合(例えば5月で退職し6月から新しいところに入社)、転職先に出す前職の源泉徴収票には、障害者の欄に○がついてしまうのでしょうか?出すのは今年の1月1日から退職日までの源泉徴収票ですよね?
いつも年末調整の時に出す書類で障害者控除を申請していますが、それが適応されるのは前年の収入までで、今年はまた年末に申請するまで住民税以外一般の方の徴収と同じですか?

今の会社の方に、転職したいから今年は障害者控除を受けないと伝えれば、途中で退職したとしても、源泉徴収票の障害者の欄に何もない物をもらえるのでしょうか?

誰に聞いてもよく分からなかったので、助けて欲しいです。

税理士の回答

【1】源泉徴収票の「障害者」欄には○がつくのか?

はい、年末調整や月々の給与計算で障害者控除を受けた場合には、源泉徴収票の「障害者」欄に○がつきます。
• 該当するのは「給与所得者の扶養控除等申告書」で「本人が障害者」に○をして提出している場合です。
• この控除は年末調整時だけでなく、年の途中であっても申告すれば給与計算に反映されます。



【2】源泉徴収票はいつの分が出るの?

退職時には、1月1日〜退職日までの源泉徴収票が交付されます。
その源泉徴収票には、既に障害者控除を受けていた場合、「障害者」欄に○が記載されます。



【3】では、障害者控除を受けなければ欄に○はつかない?

はい、そのとおりです。
• 今年は障害者控除を申告しない(「給与所得者の扶養控除等申告書」で障害者欄に○をつけない)ようにすれば、控除は適用されず、源泉徴収票にも○はつきません。
• 給与明細の所得税額は高くなりますが、確定申告であとから障害者控除を適用することが可能です。



【4】住民税への影響は?

住民税(翌年課税されるもの)は、前年の所得と控除内容がもとになります。
• 障害者控除を年末調整で適用しなければ、住民税も一般扱いとなります。
• ただし、確定申告または住民税申告をすることで、後から控除を適用することは可能です。

ご回答ありがとうございました。
会社の方に相談して、障害者控除の申告を修正していただきました。しかし、1月から4月はすでに控除を含めた金額で計算されているため、少なく納めた税金分は年末調整で徴収されるようです。とにかく、途中で退職しても源泉徴収票に何も印がつかない状態にしていただけました。
ありがとうございました。

本投稿は、2025年05月07日 20時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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