源泉徴収票の記載住所について
扶養内アルバイトを退職し源泉徴収票をもらったのですが、そこに記載の住所に誤りがありました。
一時的に親戚の家から通勤していて、戻るつもりですので住民票は実家のままです。
しかし源泉徴収票は一時的にる親戚の家の住所になっていました。
メールにデータとして送られてきたのですが、修正をお願いすればこちらは直してくれるものなのでしょうか?
また、実家に戻るつもりで住民票がそのままでも、実際住んでいるのが親戚の家だと違法になりますか?
税理士の回答

【質問1】
源泉徴収票の住所に誤りがある(親戚の家になっている)。修正をお願いすれば直してもらえるか?
【回答】
はい、修正してもらえます。
源泉徴収票に記載される住所は「住民票の住所(=住民登録地)」であるのが原則です。
今回のように、一時的に親戚宅に住んでいても、住民票が実家のままであれば、源泉徴収票の住所も実家住所が正しいことになります。
会社の経理担当またはアルバイト先に、「住民票上の住所が実家のままであるため、源泉徴収票の住所を修正していただけますか」と依頼すれば、訂正して再発行してくれるのが通常の対応です。
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【質問2】
住民票は実家のままで、実際には親戚宅に一時的に住んでいるのは違法になるか?
【回答】
いいえ、違法ではありません。
住民票は原則として「生活の本拠(生活の中心地)」を登録するものですが、以下のような状況であれば問題ありません。
• 一時的な滞在(通勤・通学・療養・介護等)
• 本人に実家へ戻る意思がある
• 実家との行き来があり、郵便物なども届く状態
このようなケースでは、住民票を移していなくても違法にはなりません。
ただし、長期間(半年以上など)定着して生活している実態がある場合は、本来は住民票を移すべきとされます。
早速のご返信ありがとうございます。
かしこまりました、とても分かりやすかったです。
教えて頂いた通り会社に修正をお願いしようと思います。
本当にありがとうございました。
本投稿は、2025年05月29日 07時39分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。