フリーランスデザイナーの源泉徴収について。請求時に処理していない時の対処法
お世話になります。
今年初めて確定申告をする新人フリーランスwebデザイナーです。
税の知識を持たずにお仕事しておりお恥ずかしいのですが、今更になって源泉徴収の有無をクライアントに確認せず、総報酬額が振り込まれてしまっていることに気づきました。
個人のクライアント様ばかりでなく、法人企業もあります。
この様な場合、どの様に対処していったらいいのでしょうか?
税理士の回答

米津良治
ご相談ありがとうございます。
源泉徴収されていない収入は源泉徴収されていない収入として、源泉徴収された収入は源泉徴収された収入として確定申告書を作成なさってください。
本来源泉徴収をすべきものだったとしても、源泉徴収の義務があるのは支払企業側ですので、ご相談者様にペナルティはありません。また、源泉徴収するかどうかの最終的な判断は支払企業様で行いますので、ご請求書で源泉額を明記していなくても、企業様の判断で源泉徴収をすることもあります。
ただ、後日、支払企業様の税務調査で源泉徴収をしていなかったことが問題になる可能性もありますので、今から相談をして源泉税分を企業様にお返しして、源泉税を納めていただくという方法もありえます。関係性次第でご相談なさってください。
本投稿は、2021年03月08日 01時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。