年末調整の書類
お世話になります
年末調整の書類についてですが
扶養控除等申告書は今年の年末調整の場合では
令和2年の書類を普通は提出とご回答頂きましたが、
私の勤め先では
昨年は30年度、今年は31年度
の書類を提出しています。
そこで、以下の質問がございます
1今年を31年度で提出させる場合は
間違い以外に理由があるのでしようか?
2その場合はどのような理由が考え られますでしょうか?
3その事により、31年度は扶養人数が変更になった場合、記入上の注意点はありますでしょうか?
総務に連絡するようアドバイスを頂きましたが、連絡するにあたり
ある程度の知識がある事により話を
スムーズに進める事が出来ると思い
質問させて頂きました
よろしくお願い致します
税理士の回答

安島秀樹
扶養控除申告書というのは1年中必要なのです。
1月の最初の給料を払う日の前日までに会社に出すことになっています。
普通は前の年の年末調整書類として会社に出しています。
だから、いまは31年の年末ですから、会社に出すのは令和2年分の扶養控除申告書です。
扶養控除申告書を出さないと、毎月の給与の源泉額がすごい増えてしまいます。
年の途中で扶養控除申告書に書いてある中身が変わったら(結婚したりとか)その都度異動ということで最新版を会社はもっていることになります。
扶養控除等申告書はその年の最初の給与支給日の前日迄に提出する書類になります。従って、31年分の書類は本来は31年の最初の給与支給日迄に提出されていなければなりません。そうでなければ31年の給与の扶養控除等が正しく計算できないはずです。
そして、年の途中に扶養親族に異動(増加または減少)が生じた場合には、その時に異動の旨を事業所に届出て修正することとなります。
ただ、実務的には年末調整用にその年の扶養控除等申告書を年末に出して貰っているところもあるのが実態かもしれませんが、それは正しい方法ではありませんのでご留意ください。
現に税務署が各事業所に交付している扶養控除等申告書は令和2年分のものになっていると思いますので、機会があれば念のためご確認下さい。
ありがとうございました
前年の書類で処理しているという事は
今年息子が就職して
から所得税が数千円単位で増えいますが、今年の年末は追徴課税が
発生することになりそうでしょうか?
本投稿は、2019年11月04日 11時17分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。