退職者の年末調整
今年の夏に前職場を退職し、
年明けから就職が決まっております。
その間労働や収入は得ておりません。
最近になり、前職場から、
年末調整にあたり『扶養控除等(異動)申告書』を
記入して欲しいと書類が届きました。
どういうことでしょうか?
退職した夏以降、
職場との関係は一切ないのですが。
年末調整?私は自分で
確定申告の必要がなくなるのですか?
在職中、経営者の考え方とやり方が
卑怯でズルかったことに
不満を抱いておりましたので
また何かあるのかと…。
私自身、知識が足らないので
これがどういう意図なのか
教えてください。
税理士の回答

平成31年分の異動申告書であれば話はわかりますが、令和2年分であれば明らかに間違っております。
年分でご判断ください。
よろしくお願いいたします。
2019年分だそうです。
これまで2度の転職経験がありますが
退職にあたりこの書類を書いたことも
退職後に書いたこともないので
戸惑っております。
これを求められたことに疑問があります。
これはなぜ必要なのですか?

通常は入社時に入社年分を記載して会社に提出します。
ただ、そこまで徹底できていない事業所も多く、年末調整時にしか記載する機会を設けない事業所も存在します。
なぜ必要かという点ですが、会社が誰に給与を支払っているかということを明らかにすることと、税金は扶養家族の人数や年齢、障がい者該当の有無等によって個人ごとに計算方法が異なります。この申告書は、正しい税額を求めるために必要な情報を集める手段としても必要となります。
もし、この申告書を提出しない場合は、乙欄源泉という高い税率で計算しなければならないことになります。
表題に年分が記載されていますので、それが「平成31年分」とありましたら提出されることをお勧めいたします。
よろしくお願いいたします。
本投稿は、2019年12月21日 17時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。