弥生青色申告 個人口座での帳簿の付け方について
はじめまして。
今年1月から開業届をだして青色申告申請も届出済みです。
初めての青色申告で会計ソフトを利用しているのですが複数不明な点がありご教授いただいてもよろしいでしょうか?
①現在昔から使っている個人口座で事業に関わるお金のやりとりをしているのですが、その際の帳簿への仕分けは下記で正しいのでしょうか?
仕入の場合
仕入 : 事業主借
売上の場合
事業主借 : 売上
② 会計ソフトはやよいの青色申告を使用しているのですが、「個人用口座の使用で事業用割合が少ない場合口座残高に合わせて登録必要なし 」と書かれております。
つまりプライベートでのお金の動きまでは仕訳しなくても良いということでしょうか?
もしその場合青色申告65万控除も適応されるのでしょうか?
③6月から事業用口座を使用する予定なのですが、その場合帳簿上今まで使っていたプライベート口座での事業主借残高を5月中に0なるように仕訳すればよろしいでしょうか?
かつ新しく作った事業用口座にお金を入金する時の仕訳は
普通預金 : 事業主借
でよろしいでしょうか?
会計処理についてまだまだ勉強中でして、上手く説明できてませんがよろしくお願いいたします。
税理士の回答

①事業用口座ができるまでは、仕訳はおっしゃる通りで問題ありません。
②個人口座のプライベートのお金の動きは、記帳する必要はありません。
それが、青色申告特別控除に影響することはないと思います。
6月から使用する事業用口座については、生活費の引き出し等、プライベートのお金の入出金もすべて記帳し、帳簿残高と通帳残高を合わせる必要があります。
③事業主貸、事業主借を修正する仕訳は必要ないと思います。
事業用口座への入金の仕訳はおっしゃる通りです。
ありがとうございます。
ひとりでずっと悩んでいたので助かりました。
③についてなんですが 例えば貸方に事業主借の残高がある場合 当方は負債として期末に処理すべきだと考えていたのですが
その必要はなく来期には繰り越されないということでしょうか?

事業主借、事業主貸はそのままで結構です。
青色決算書を見ればわかる通り、期末まで残して、青色決算書に表示することになります。(翌期に繰り越す)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/01/shinkokusho/pdf/r03/10.pdf
事業主借は元入金のプラスの子勘定で、事業主貸は元入金のマイナスの子勘定であり、親勘定の元入金を期中で動かすのは大変なので、事業主借、事業主貸を使っているにすぎません。
翌期の期首に、事業主借、事業主貸のの前期末残高を
(借方)事業主借 ××× (貸方)元入金 ×××
(借方)元入金 ××× (貸方)事業主貸 ×××
と振り替えることになりますが、会計ソフトが自動的にやってくれる場合が多いです。
本投稿は、2023年04月29日 03時51分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。