簡易課税から本則課税へ変更します。注意点はありますか。
弥生会計を使っています。
本年度より簡易課税から本則課税へ変更します。
(税務署への届け出は済んでいます)
操作面で、消費税設定を簡易から本則へと変更しましたが、
その他の操作変更、手続きや、本年度からの記入で気を付けるべき変更点などはありますでしょうか。
税理士の回答
仕入や経費の消費税区分を課税売上にのみ要するもの、非課税売上にのみ要するもの、課税売上と非課税売上に共通して要するものに区別することが特に大切です。
ソフトの操作方法は弥生にお問い合わせください。
手続き上では、本則課税には個別対応方式と一括比例配分方式があり、一括比例配分方式を選択した場合、2年間連続して一括比例配分方式で仕入税額控除の計算をしなければいけない、高額特定資産を購入した場合、3年間は簡易課税に変更できない、調整対象固定資産を取得した場合、3年間仕入税額控除の調整計算が必要になる場合がある、といったところが気を付ける点です。
関連する国税庁のタックスアンサーを貼り付けておきます。
仕入税額控除の計算方法
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6401.htm
高額特定資産を取得した場合等の納税義務の免除の特例
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6502.htm
課税売上割合が著しく変動したときの調整
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shohi/6421.htm
回答ありがとうございます。
知らないことがいろいろあるので、何度も読みながらいろいろ勉強することにします。
本投稿は、2023年06月06日 00時25分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。