「やよいの青色申告」について教えて下さい
クラウドワークスの在宅ワークで、データ入力やアンケートなどを行っています。
昨年は白色で非課税で、その際担当税理士さんに勧められ青色の事業登録を済ませており、今年は金額も増えたので青色に初挑戦します。
色々調べまくり、今年はとりあえず「やよいの青色申告オンライン」の1年間無料を使ってやってみようと思い、とりあえず、わかる項目から入力しようとしましたが、しょっぱなからつまづいています。
クラウドワークスでは報酬額から「システム利用料」という形で10%~20%クラウドワークスに差し引かれて報酬をいただくのですが、調べた結果そのシステム利用料は経費の「支払手数料」として計上できると知りました。
かんたん取引入力においての入力で、1件の取引で3行使う方が多いようで
★収入 〇月20日 売上 売掛金 回収予定日〇月31日 1000円
★振替 〇月31日 売掛金 普通預金 1000円
★支出 〇月31日 支払手数料 クラウドワークスシステム利用料 200円
と記帳しようと考えているのですが、支払手数料の取引手段は何を選べばよいのでしょうか。
空欄にはできないようですし、「現金」や「普通預金」などを選んでしまうと、入力し終えて様々な帳簿に変換された際に、何か辻褄が合わなくなったりするのではないかと心配です。
また、↑の3行も何かおかしな所がありましたら併せて教えて下さるとありがたいです。
やよい会計のサポートに聞いた方がいいかと思ったのですが、無料期間なので質問などできないようで、こちらで質問させていただきました。
よろしくお願い致します。
税理士の回答

不慣れな状況下での、初めての記帳では手間のかからない方法を取ることをお勧めします。
売掛金や手数料を使うのは手間が増えるだけですし、間違いの元です。
手数料差し引き後の入金額を、「売上」で計上するのが良いでしょう。
回答ありがとうございます。
仰る通り本当にめちゃくちゃ不慣れですので、差し引き後の金額を売り上げで計上するので良いのなら嬉しい限りなのですが。
ネットで検索しまくった結果のみの知識なので、おかしな事を言っていたらすみません。
65万控除の青色申告では、発生主義での記帳が原則とのことなので、「売掛金」などを無視してしまう事も可能なのでしょうか?

発生主義は、これを記帳初心者の方が毎回やるのは大変困難です。
発生主義は期末に一回やれば十分です。
具体的には、12月31日時点で、翌年に回収するべき売上残高を請求書なりで集計しおき、その金額でもって、
12月31日 売掛金/売上 XX円
とします。これで年内は発生主義で売上が計上できます。
翌年に入れば、入金額で売掛金を消そうとするのではなく、
1月1日 売上/売掛金 XX円 (12月31日と同額)
とすれば簡単です。
それ以外の通常の売上は、入金額で売上を計上していけばよいので、分かりやすくシンプルです。
売掛金を毎回使おうとするのはミスの元となるのでお勧めしません。
丁寧なご説明ありがとうございます。
何度も重ねての質問すみません。
私事ですが、今年の前半に仕事をやりすぎてしまい、年間130万円を超えたら夫の社会保険の扶養から外すと言われており、現在は仕事をストップしていますので12月の報酬は発生しません。
なので、年を跨いでの売掛金も発生しないのですが、その場合どのようにすればよいのでしょうか?
報酬が発生する一件一件については、報酬確定時ではなく、実際に入金された日の日付で、システム利用料を差し引いた実際の入金額を「売上」として計上した方がミスも少なく良いのは理解できました。
ただ、報酬確定時に「売掛」として記帳し、入金時に「売上」とする事自体が「発生主義」だと認識しており、65万控除の青色申告ではその方式ではないといけないのだと思っていたのですが、最後の一回分の報酬のみ、売掛/売上とすればそれは発生主義だと認められるという事なのでしょうか?

前半部分の回答としては、売掛金がないので年末の売掛金の計上はありません。
後半部分の回答としては、直前の回答通りの処理をやれば発生主義に相違ありません。
長々とありがとうございました。
「売掛」「売上」「手数料」と一つの報酬につき3行の記帳が必要だと思っていたので気持ちも手間も楽になりました。
期末の一回のみの発生主義、忘れないようにしようと思います。
ありがとうございました。
本投稿は、2019年10月30日 10時43分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。