イベント業ですが報酬の会社と給与の会社があります。どちらが正しいのでしょうか?
イベントのスタッフをしております。最初はコンパニオンとしてイベントをしていましたが、長年数社にお世話になり今はスタッフの一員として働いています。(契約は交わしておらずフリーランスとして個人的にお仕事をいただいています)
多くの会社では報酬としてギャラをいただいておりますが、1社のみ給与としてギャラが支払われます。個人事業主ですので青色申告をしています。
報酬と給与では、ギャラから差し引かれる税率に変わりはありますか?
また、報酬・ギャラのどちらが正しいのでしょうか?報酬にしていただくために交渉できる手段はりますか?
もし、給与が正しいとなった場合、社会保険に加えていただくよう申し出ることは可能でしょうか?給与と見なされれば会社は保険や年金を負担責任が出てくると思うのですが・・・いかがでしょうか?
教えていただけますと幸いです。
税理士の回答

①報酬と給与では、税率が異なります。
報酬では、報酬金額から1日当たり5,000円を控除した金額に10.21%を乗じた金額が源泉税になります。
給与では、源泉徴収税額表に基づいて源泉徴収されます。
②イベントコンパニオンさんは、いわゆるバンケットホステス・コンパニオンには該当せず、給与に該当するかと存じます。
給与であれば、社会保険に加入するよう申し出ることは可能です。
しかしながら、会社は社会保険に加入させたくないので、報酬と言い張るかと存じます。その場合は、国税庁HP上のバンケットホステス・コンパニオンの説明を引用し、「このバンケットホステス・コンパニオン等とは、ホテル、旅館、飲食店その他飲食をする場所で行われるパーティー等の飲食を伴う会合において、専ら客の接待等の役務の提供を行うことを業務とする人をいいます。」ので、イベントコンパニオンはこれに該当しませんと説明してみてください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/gensen/2807.htm
本投稿は、2019年11月08日 16時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。