損益計算書の考え方について
経理初心者の者です。
仮に売上高300,000円、給与手当(総支給額)200,000円、預り金(社会保険料従業員負担分)30,000円、給与支払額170,000円、法定福利費(社会保険料会社負担分)31,000円の場合
損益計算上では、下記のように計上しております。
売 上 高 300,000円
給与手当 200,000円
法定福利費 31,000円
営業利益 69,000円
ここで疑問ですが、給与手当(総支給額)200,000円の中に預り金(社会保険料従業員負担分)30,000円が含んでおり、実質的な会社支払は170,000円です。
そこで下記のようにならない理由を教えて頂きたいです。
売 上 高 300,000円
給与手当 170,000円
法定福利費 31,000円
営業利益 99,000円
預り金(社会保険料従業員負担分)を給与手当の中に含んだ状態で計上すると利益が少なく計上されていると誤認してしまうのですが・・・。
以上 よろしくお願いいたします。
税理士の回答
その預り金は従業員本人が負担すべきものを、会社が給与天引きして本人に代わって支払うために預かっているに過ぎまない負債なので、会社の費用が減少している訳ではありません。
会社が支払っているのはあくまで預り金を含んだ給与なので、上の方が正しいです。
本投稿は、2022年10月26日 10時10分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。