会計ソフトで手間を減らすための仕訳帳の記載方法について
こんにちは
最近マネーフォワードクラウドを利用し始めました。
事業用銀行口座とそれに紐づくデビットカードを保持しており、消耗品をAmazonで購入しています
①
マネーフォワードで銀行口座とAmazonのデータを連携しており、たとえばAmazonで1000円の消耗品Aを購入したとすると、
Amazonの1000円の消耗品Aの購入記録と、銀行口座で1000円のデビット引き落とし記録が現れます。
それらを仕訳帳に登録する時、それぞれ
Amazonデータ →借方 消耗品費 1000円 / 貸方 未払金 1000円
銀行口座データ→借方 未払金 1000円 / 貸方 普通預金 1000円
という形で登録すれば問題ないでしょうか。
自身で調べたところ、クレジットカードなら上記記載で良さそうですが、即時引き落としのデビットで未払金を経由するような記載をして問題ないかを気にしています。
本来なら、
借方 消耗品費 1000円 / 貸方 普通預金 1000円
と記載すべきと思っていますが、上で述べたやり方だとほぼ2クリックで登録終わるので、できれば上のやり方でやりたいと考えています。
②
Amazonでは、商品によって配送料・手数料や、割引などがあります(ギフトやポイントとは別)。
マネーフォワードの連携機能では、「配送料・手数料」「割引」項目が別に記録されています。
なので、1000円の消耗品を送料300円、割引50円で買った場合、マネーフォワード上で
-1000円 消耗品A
-300円 配送料・手数料
50円 割引
という3つの項目として記録されています。一方、銀行口座の項目では、実際に引き落とされた金額
-1250円 デビット引き落とし
という一つのみ記録されています。
これに関しても、①と同様、本来なら
借方 消耗品費 1250円 / 貸方 普通預金 1250円
という記載で問題ないと理解していますが、手間を減らしたいので
借方 消耗品費 1000円 / 貸方 未払金 1000円
借方 荷造運賃 300円 / 貸方 未払金 300円
借方 未払金 50円 / 貸方 消耗品費 50円
借方 未払金 1250円 / 貸方 普通預金 1250円
というように仕訳帳に登録したいと考えています。この記載でも問題ないでしょうか?特に割引の部分をどう取り扱うのかがわかりません。
税理士の回答
ご回答します。
ご質問の仕訳の記載で問題有りません。
マネーフォワードは、連携する関係上、2方向から連携するときは『相殺勘定』を作るのが正しいやり方です。
ご質問の中では、『未払金』で相殺するという方法ですが、これでもOKです。
もっとはっきりさせるために、『Amazon仮勘定』または『デビッド仮勘定』という勘定科目を使って、相殺させる方法もよいです。
毎月、残高0円にするのがポイントです。
また、値引きの消耗品費50円は、摘要に値引きであることを明記しておくとよいです。
ご参考にしてください。
土田様
ありがとうございます。
マネーフォワードでは相殺勘定を作り、残高0円にするというのが正しいやり方だと理解しました。
本投稿は、2022年11月08日 12時52分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。