開業前の売上と開業費について
フリーランスとして2022年1月より安定した収入を得ており、
今後の継続も見込めると判断したため2022年11月5日付で開業届を提出し、令和4年分より青色申告をします。
そこで開業前の売上と開業費について教えていただけますでしょうか。
①開業前の売上について
2022年1月~10月で約400万円の売上があります。
こちらは雑所得として扱う認識で合ってますでしょうか?
②開業費について
作業場所として自宅の1室を使用しています。
2022年11月分より家賃の15%を地代家賃として計上するつもりですが、
2022年1月~10月分につきまして開業費として計上することは可能なのでしょうか?
税理士の回答
ご記載の内容では、そもそも開業日の認識が間違えています。
開業日は事業の開始等の事実があった日であり、開業届は開業日から1月以内に提出することと法律で定められています。
開業日は恣意的に決められるものではありません。
また、事実上1月から事業をしていることになりますので、1月15日以前に事業を開始しているのであれば令和4年3月15日までに、1月16日以後に事業を開始しているのであれば開業日から2月以内に青色申告承認申請書を提出しないと令和4年分は青色になりませんから白色です。
上記の理由により
➀は同じことを継続しているので事業所得になると考えられます。
➁は開業費ではなく地代家賃です。
ご回答ありがとうございます。
開業届と青色申告の申請書類を再提出し、令和4年分については白色申告、
令和5年分より青色申告にすることとします。
➁は開業費ではなく地代家賃です。
現在自宅面積の約15%を作業スペースとして使用していますが
白色申告となると50%以上を使用していることが条件となるため
地代家賃として計上不可となる認識で合ってますでしょうか?
事業供用割合15%を見落としていました。失礼しました。
ご記載の通り、白色申告は事業供用割合50%超もしくは明確に区分できるものに限られますので、自宅の1室使用では明確に区分はできないと考えられますから経費にはできません。
ご回答ありがとうございます。
現状についてクリアになりました。
本投稿は、2023年01月05日 10時26分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。