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プライベート用口座を事業に使っている場合・開業日前の仕訳

今年の5月に、副業の開業届を提出し、受理されました。
昨年度分は白色申告をしたのですが、開業届と同時に提出した青色申告の申請も承認されたので、今年度分から青色申告をする予定です。

今まで副業関連の入出金は、プライベート用口座を使っていました。
そろそろ分けようと思い、これから事業用口座の開設手続きをするのですが、必要書類の提出等があるため、まだ時間がかかる予定です。
クレジットカードは、最近、今まで使っていたカードを事業用とし、新しくプライベート用を作成しました。

そこでお聞きしたいのですが、

①現在のプライベート用口座には、本業の給与なども入金されてきます。
完全に分けることができるまで、プライベート用口座の仕訳も必要という認識でよろしいでしょうか。
また、仮に給与が入ってきた時の仕訳は、日付を入金日として、

普通預金(プライベート用)xxxx/事業主借xxxx

でよろしいでしょうか。

②プライベート用口座からクレジットカードの引き落としがあった場合は、下記の仕訳でよろしいでしょうか。
●事業用カードからの引き落とし(プライベートの支出含む)
未払金xxxx/普通預金(プライベート用)xxxx

●プライベート用カードからの引き落とし(事業用の支出も含む)
事業主貸xxxx/普通預金(プライベート用)
※口座切替後、プライベート用口座からプライベート用カードの引き落としがされて、事業用の支出がない場合は仕訳なし

③一般的には、開業日前の仕訳は、開業日付で行うようですが、既に白色申告を行なっている場合、実際の日付で仕訳してもよいでしょうか。

よろしくお願いいたします。

税理士の回答

➀ 給与収入は事業の収支と無関係のため、記帳の必要はありません。
② カードはどちらのカードも引落し口座はプライベート口座なので、
 (費用発生時)〇〇費 / 未払金
 (引落時) 未払金 / 事業主借
 として仕訳し、事業用口座を開設したら事業用口座に入金した金額を
  普通預金 / 資本金  とします。
 さらに、引落時に事業主借とした金額を消滅させる場合は、事業用口座からプライベート口座に入金し、
  事業主借 / 普通預金 とします。
 
       

【追伸】
 仕訳はそのままの日付で結構ですが、青色申告で複式簿記で記帳し、決算で貸借対照表を作成する場合は、期首(5月〇日)現在の資産・負債・元入金(資本金)を記載する必要があります。

本投稿は、2023年06月19日 08時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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