売上を計上するタイミングについて
売上を計上するタイミングについての質問です。
開業したばかりのハンドメイド作家です。
青色申告予定です。
販売が成立し、支払いを受けたとき(例えば銀行口座に振込してもらったタイミング)に売上として計上するのか、販売が成立し支払いを受け、発送を完了したタイミングで売上に計上するのか、どちらが正しいのでしょう。
後者だった場合、支払いを受けてから発送完了までタイムラグが生じますが、支払いを受けた時点では何もする必要は無いということでしょうか。
税理士の回答

今回のご質問から取引は以下の流れだと思います。
①受注 →②入金 →③商品の発送
売上を立てるべきタイミングは、注文された商品を出荷して時点となります。
②の時点では、お金は受け取っているが、まだ受注した業務を履行していないことになるので、まだ売上となりません。仮に出荷ができない事になった場合には、お金は返金する必要があるので、売上にはなりません。
仕訳で考えると
①の時点では、仕訳なし
②の時点では、支払いを受けた金額を前受金として処理
(仕訳) 現預金 xx / 前受金 xx
③の時点では、売上計上を行います。
(仕訳) 前受金 xx / 売上 xx
仮に②の時点で売上計上しているなら、決算時点で、まだ未出荷の商品に対する入金は、売上取消を行うことで正しい売上になると思います。
(仕訳) 売上 xx / 前受金 xx
初心者にとてもわかりやすい説明をいただき、ありがとうございました。
本投稿は、2023年10月10日 22時41分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。