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割賦計上について

ホテル業のようなビジネスをしております。
部屋の備品や家具、電化製品等、100円~20万未満のものまで一括で購入、36回払いの割賦契約をしております。今までは毎月の支払いを適当にリース/銀行で仕訳しておりましたが、この度、以下のように修正をする話が出ていて、ご相談です。

①実際に買ったものをしっかり仕訳し、10万以下のものは消耗品/銀行などで計上
②10万以上の家具や家電は一括償却資産で計上

大体の総額は1契約300万~500万です。

以上のやり方だとだいぶプロセスが増えるので、できれば今までのような経費/銀行といった形での処理をしたいのですが、現状のやり方の継続はNGなのでしょうか。

また、割賦金は基本的には消耗品/長期未払金という立て方をする認識ですが、現在進行中の仕訳もあるので、それを修正するとPLが大打撃になる事を嫌がっています。

お忙しい中大変申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

税理士の回答

結論から申しますと、「割賦契約で購入した備品・家電」は、取得時点で資産として仕訳すべきが原則です。10万円未満なら消耗品費、10万円以上は一括償却または固定資産に計上し、未払金(割賦金)として処理します。現状のように月々の支払い分をそのまま経費にする方法は、税務上否認されるリスクが高く、継続は望ましくありません。また、過年度修正によりPLが損なわれる点については、今期以降から正しく切り替え、過年度分は重要性が乏しければ注記対応も一案です。帳簿の信頼性を守るなら、ルールに則った処理がやはり最善です。

お忙しい中、ご回答いただき、ありがとうございました。現状のやり方を直す方向ではいたのですが、やはり契約書1枚1枚の内訳をきちんと解体して、消耗品&資産で分別しての仕訳がルールという事で理解しました。例えば、割賦金トータル500万円を消耗品/未払で1本建てで仕訳るという方法もルールの一つではありますでしょうか。含まれる10万の家電も資産にはしない方向ということで。宜しくお願いします

本投稿は、2025年04月24日 17時28分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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