事業用口座に自分以外の報酬も振り込まれている場合の仕訳について
先月からフリーランスで映像編集をしている者です。
他県にいる身内も同じ仕事をしているため、業務連携をして仕事を回してもらっているのですが、その報酬の仕訳について教えていただければと思います。
報酬はクライアント様より、2人分まとめて私の事業用口座に振り込んでいただいていており、そこから自分の報酬を差し引いた金額を身内の口座に入金しています。
このような場合、どのように仕訳をしたいいでしょうか?
また、このような報酬の分配の仕方は何か問題があるでしょうか?
ご回答のほど、よろしくお願いいたします。
税理士の回答

取引の詳細がわからないので、正確な回答は難しいですが、総額で売上計上し、外注費または給与の計上か、分割での売上計上のいずれかと思います。
纏めてでなく、別々に振込んでもらった方が、後々の誤解は少ないと思います。

岡本好生
入金があった時、入金額のうち自分の報酬部分を売上に計上し、業務連携相手の取り分は仮受金に計上しておきます。
後日、連携先に送金した時に仮受金を消込みます。
こういった報酬の分配自体は問題ありませんが、取引先との間に作成する契約書、請求書や領収書との整合性はきちんと取っておく必要があります。
具体的に言うと連名での請求書、契約書を作成するか、連携先と屋号を統一して、連携先との間で分け前を明確に決めておくとかですね。
例えばどちらかが元請け(受注元)で他方が下請けという形式をとっているのでしたら、その形式に合った会計処理をすることになりますので、どちらかが全部いったん売り上げを立てて、相手への支払いを外注費にする感じです。課税売上高の金額が変わることもあって消費税の税額が変わることもありますからご注意ください。
すぐに回答をいただきまして、ありがとうございます。
初心者なのですが、とても分かりやすかったです!
身内が元請けで私が下請けというかたちをとっているので、会計処理もそちらに合わせたいと思います。
ありがとうございました。

ご連絡ありがとうございます。
身内の方が元請けであれば、両建てで、総額の売上計上と外注費の計上が必要となります。
ご質問者は、貰った金額について、売上計上となります。
ご回答いただきまして、ありがとうございます。
そのように処理したいと思います!
ありがとうございました。
本投稿は、2018年08月01日 20時44分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。