サブスクリプション契約の売上計上について
当社のソフトウェアを月額課金のサブスクリプション契約で客先に提案していたところ、5年間分のソフトウェア使用料である約100万円を最初に一括支払いするが、5年間の契約期間は無償でバージョンアップを実施してほしいとのお願いが返ってきました。
一括支払いなのでソフトウェアの売り切りに見えますが、当社は無償のバージョンアップなどのサービス提供を5年間に渡って行います。要は、サブスクリプション契約ながらも、支払いは全額最初に支払ってくれるという理解をしています。
この場合、売上は100万円を一括計上ではなく、20万円を毎年計上して、前受金勘定で処理するようなことになりますでしょうか。例えば、以下のような仕訳です。もしくは月次での計上になりますでしょうか。
借方 貸方
現金 100万円 売上 20万円
前受金 80万円
ご教示いただきたくよろしくお願い申し上げます。
税理士の回答
役務提供取引に係る対価を一時金として受領した場合には、その一時金のうち期末において役務提供を終了していない部分の金額については、前受収益とされたら良いと考えます。
ご質問者の仕訳で良いと考えます。
本投稿は、2019年04月18日 12時18分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。