会社の事務所経費について
新しく一人株式会社を設立しました。給与支払事務所は自宅(持家)、営業事務所はホームページ掲載上の体裁や交通の利便性から都市部の雑居ビルの一室を借りました。
そのため、国税は自宅管轄の税務署、地方税は他府県の県と市に支払っています。
ただし、仕事の性格上主に平日の昼間は営業事務所、土日祝や夜間は自宅を仕事場として仕事をしております。
そこで質問です。
1.営業事務所の家賃と自宅の両方を家賃として損金計上することは可能でしょうか。
自宅は会社と賃貸借契約を結び、個人の不動産収入として確定申告を行う予定です。
2.可能な場合、自宅家賃はどのように決めれば良いのでしょうか。
3.その他、自宅の車を仕事でも使用しますので、自宅の駐車場を法人に貸して駐車場代を損金算入することも可能でしょうか。
よろしくお願い申し上げます。
税理士の回答
1.事務所の家賃は業務専用の場所と思いますので損金処理で宜しいと思いますが、自宅に関しては業務として使用するスペースのみの家賃が損金処理できるものと考えます。
2.上記の通り会社の義務として使用するスペースを明確にして床面積を算出し、近隣の家賃相場の単価を掛け合わせて計算するのが合理的かと考えます。
3.車が個人所有であれば駐車場代を会社が負担するのではなく、車の使用料を個人に支払うのが実態に合った方法かと思われます。
1.両方とも、事業に使用していれば、経費に計上されて良いと考えます。
しかし、自宅は、居宅兼用になりますので、事務所家賃は、合理的に見積もる必要があると考えます。
2.その地域の家賃相場に、使用割合を勘案して検討されたら良いと考えます。
3.駐車場も経費になります。賃料は、家賃と同じ様に見積もられたら良いと考えます。
服部先生、山中先生、ご回答ありがとうございました。
3.につきましては、どちらのニュアンスも理解できますので、アドバイスを参考に検討いたします。
ご両名ともベストアンサーとしたいところですが、1名ということですので、今回は一歩早かった服部先生のご回答をベストアンサーとさせていただきます。
両先生ともありがとうございました。
本投稿は、2019年05月01日 07時35分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。