年2回の定期賞与支払月の変更に伴う賞与の未払計上について
精密機器卸売り会社の経理を担当しているものです。
下記の状況で決算月の賞与未払計上は税務上可能でしょうか?
弊社決算月は6月ですが、毎年冬季賞与12月、夏季賞与6月に支給しております。 本年度より業績連想賞与制度を導入することになり、売上総利益が評価基準のため業績確定する時期の問題もあり6月中の支給が困難な状況です。
そのため今後は毎年12月と7月に賞与支給月を変更する予定ですが、7月支給の賞与を6月(決算月)に未払計上することは税務上可能でしょうか?
宜しくお願い致します。
税理士の回答
法人税法施行令上、未払賞与を計上するには以下のすべての要件を満たすことが必要です。但し、この場合でも通知日が当該事業年度に属することが必要です。
①その支給額を、各人別に、かつ、同時期に支給を受けるすべての使用人に通知していること。
②通知額をその通知をしたすべての使用人に対し、その通知日の属する事業年度終了の日の翌日から1月以内に支払っていること。
③その通知日の属する事業年度において損金経理していること。
ご回答頂きありがとうございます。
支給を受ける使用人への通知は、例えば6/28にメールにて行う方法でも問題ありませんでしょうか?
通知方法の明示はありませんので、税務調査があったときに証憑として提示できるよう記録保存できるのであればメールでも問題ないと思います。
不明点解決致しました。有難うございました。
本投稿は、2019年06月21日 17時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。