ランチミーティングの弁当の材料費は経費になるでしょうか?
フリーアナウンサーをしています。毎週番組終了後にスタッフとのミーティングを兼ねた食事をします。これまではコンビニ等で買っていたのですが、自分で弁当を作り持参したいと思います。この場合の材料費は全額、接待交際費として経費になるでしょうか?宜しくお願い致します。
税理士の回答
材料を購入しただけでは、家事費と判断され。経費に計上できない可能性があります。
お手を煩わせますが、完成品の写真をとり、材料費のレシートと一緒に保存しておけば、経費に算入できますと存じます。
勘定科目は会議費となります。
吉川様 ご回答ありがとうございました。写真保存したいと思います。
ただ、私の場合はフリーアナウンサーなので番組スタッフは取引先となる為、接待交際費が良いと税務署の電話相談で教えてもらいました。そのように処理したいと思います。
会議費と交際費の一般的な使い分けです。
ご参考に。
取引先やクライアントなど、仕事関係のミーティングや会議で要した費用です。事務所で弁当を注文したり、出前をとっても経費計上可能です。
ただし、5,000円以下の接待に要した費用は交際費ではなく会議費として計上できます。これは法人にとって有利な法律(法人は交際費に限度額があるため)なので、個人事業主としては税金の節約には直接関係ありません。
とはいえ税務署は交際費のチェックは厳しく行っている為、金額があまりに多いと調査の対象となります。ひとりあたり5,000円以内の接待の飲食代は会議費として処理しましょう。
その他にも下記のようなケースで経費への参入が可能です。レシートは必ず残して合法的に税金の節約をするようにしましょう。 会議の議事録をその都度作成しておくと税務署の調査が来た場合にもスムーズに対処できるのでおすすめです。
カフェなどに行った際のコーヒー代
ファミレスで商談を行った際の飲食代金
レンタル会議室の利用料金
プレゼンで要したプロジェクターやマイクなどの使用料など諸費用
会議の予定などを配布する際に使った費用など
吉川様 ご丁寧なご回答ありがとうございます。
私は来年から白から青色に変更する予定で、これまではすべて接待交際費で計上してきました。
この青色にするタイミングで、会議費として科目を作ったほうが良いでしょうか?
また、司会原稿を作成する際に相談に乗って頂いている人がおり、金銭報酬は渡しておらず、相談の際に利用したお店の飲食代を私が支払うようにしています。この場合も会議費になるのでしょうか?
細かい質問ですみませんが、宜しくお願い致します。
そうですね。
先ほどの回答にも私雨しましたが、5,000円以下の飲食費用はできるだけ、会議費に計上することをお勧めいたします。
理由は、交際費の金額が多くなればなるほど、税務署のチェックが入ります。
交際費の規定は租税特別措置法の法人税法の分に記載されていますが、その考え方は所得税法(個人の方)にも影響を及ぼします。
法人税法の方で、5000円以下は会議費として経費に計上することを認めているわけですので、その決まりに従ったほうが得策です(そのように説明付できます。)。
追加の質問についてですが、1人あたりの金額が5,000円以下でしたら、会議費に計上してください。5,000円を超えましたら、接待交際費に計上してください。
5,000円以下の場合、相談に乗っていただいた内容を議事録として残しておけば、会議費に計上できます。
吉川様
再度の質問にも関わらず、詳細にご回答いただき感謝申し上げます。
すっきりと理解できました。来年からそのように記帳していきたいと思います。
ありがとうございました。
どういたしまして。
参考になりましてよかったです。
本投稿は、2019年11月11日 20時15分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。







