外注費として計上するために必要な書類について
弊社のシステムをクライアント企業に導入する際に、クライアント企業様側のシステムを改修する必要があり、それに掛かる費用を弊社にて負担することとなりました。
金額は40万で、弊社がクライアント企業様側に外注する形で進めようとしています。
この場合、事前に詳細記載した見積書を貰い、その上で完了後に請求書を貰えば外注費(業務委託費)で計上して問題ないでしょうか。
それとも業務委託契約書を結ぶ必要があるでしょうか?
ご教示の程宜しくお願い致します。
税理士の回答

中西博明
「システム改修にかかる費用を負担」とありますが、このシステム改修はどこが行うのでしょうか。
貴社がクライアント企業から請求書をもらい外注費とすると、クライアント企業がシステム改修を行うことになります。
また、他社がシステム改修を行うのであれば、貴社とクライアント企業との取引が作為的なものになります。
いずれにしても、クライアント企業が本来負担すべきものを貴社が負担すると交際費という認定を受ける恐れがありますので、慎重に対応してください。
業務委託契約を作ればいいという問題ではないと思います。
ご回答ありがとうございます。
正確にお伝えするとシステム改修を行うのはクライアント企業様の外注先です。
この改修は弊社システム導入に必要なものなので弊社にて費用負担したいと考えていたのですが、これだと交際費扱いになってしまうということでしょうか?

中西博明
それであれば、直接システム改修を行う業者に外注費を支払う取引にすべきでしょうね。
この場合でも、本来誰が負担すべき費用かということから言えば、交際費という疑念は残りますので、貴社が負担することの根拠は残しておく必要はありますね。
丁寧なご回答ありがとうございました。
クライアント企業様と一度ご相談してみます。
本投稿は、2019年12月23日 22時40分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。