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前期の決算時に計上していない未払法人税の処理について。

お世話になります。経理初心者です。
1期目である前期末に、未払法人税(均等割住民税のみ)を計上しませんでした。今期末に計上したところ、貸借対照表に反映せず、どう処理して良いかわからず対処できません。
前期分の住民税の支払いを、今期の支払日で、未払法人税 / 現金 にて仕訳をしているからとは分かるのですが、これを、法人税 / 現金 にしても良いのでしょうか
修正方法を教えていただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。

税理士の回答

法人の会計処理かと思いますが、会計上は法人税/現金にて問題ありません。
法人税の申告上は損金経理住民税として同額が加算されます(税金上の費用にならない)ので、顧問税理士が正しく処理してくれるものと思います。

①結論から言うと、どのように仕訳けをしても、良いです。
②だた、B/Sが、マイナスに表示されると、違和感があるので、
P/Lの下の法人税等のところにくるように、仕訳をするか?
法人税等***現金預金***
租税公課で仕訳をします。
租税公課***現金預金***
③修正仕訳については、
今期の支払日で、未払法人税 / 現金 にて仕訳をしているなら、

租税公課***未払法人税***
あるいは、
法人税等***未払法人税***
です。
よろしくお願いします

黒木先生、竹中先生、両先生の早々のご回答と、今期の修正仕訳で解決できることがわかり感謝申し上げます。
現在、顧問の先生をお願いできる利益のない一人法人のため、具体的にご教授いただいた竹中先生に続けて質問させていただいてよろしいでしょうか。
簿記、決算共に初心者で恐れ入ります。

①修正仕訳についてですが、
現金 / 未払法人税 で消し込みをせずに、

租税公課***未払法人税***
あるいは、
法人税等***未払法人税***
で処理可能なのでしょうか。

② 申告での調整についてですが
A) 租税公課 / 未払法人税 で修正仕訳をすると、
 販売費及び一般管理費の営業損失が法人住民税分大きくなり、
 特別損失の法人税等は、今期分のみ。となりますが、
 この仕訳での修正をした場合、
 → 別表五(2) 道府県民税の箇所で、
    前期分の期首現在未納額は記入せず、当期中の納付税額⑤に記入し、
 → 別表四の、加算 3「損金経理をした道府県民税及び市町村民税」の
    ①総額②留保への記入
での調整で、よろしいでしょうか。他に必要な記入はありますでしょうか。
前期で計上していないので、別表五(2)の期首現在未納額への記載の可否が不安です。

B) 法人税 / 未払法人税 で仕訳をした場合は、【販売費及び一般管理費】の数字が変わらない為、
こちらでの修正ができたらと考えておりますが、この場合、どの別表のどの部分で調整するのでしょうか。
長くなってすみません。何卒よろしくお願いいたします。

①の下の欄とおりに仕訳してください。
②Aについて、竹中も、租税公課では通常しません。ので、
②Bについて、この方法が一番良いと思います。
③別表5の2で、損金経理で、金額を入力して、
④別表4で、加算で、金額を入力します。・・・これで、決算書の最終利益にプラスされますので、法人税における利益が出ます。
よろしくお願いいたします。

竹中先生、早速にありがとうございます。
ご教示の通りにいたします。
ありがとうございました。

頑張ってください。
よろしくお願いいたします。(^_-)-☆

本投稿は、2020年05月10日 03時31分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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