売上金額の修正について
昨年、個人事業主として開業し、独学ながら青色申告をしています。
2019年の売上に関して、金額が確定しない案件があり、金額を50000円と見積もって計上しました。(税務署の方の指導により)
売掛金 50000/売上 50000
20年4月に確定申告も終わり、20年5月入って売上金額が30000円に確定しました。
そのため見積計上額と実際の売上に20000円の差が出てしまいました。
この場合、金額を修正するにはどうすれば良いのでしょうか。(19年の帳簿は修正できないとのことで)
初歩的な質問かとは思いますが、ご教示いただけますと幸いです。
税理士の回答
お世話になっております。
売上を見積り計上した場合、売上確定時に一旦見積もった処理を逆仕訳し、改めて売上を計上します。
相談者様の数字を使って例示します。
(売上確定時)(2020年5月)
(借方)売上 50,000 /(貸方)売掛金 50,000
(借方)売掛金 30,000 /(貸方)売上 30,000
この時だけを見ると、売上がマイナスに見えますが、2019年に合理的な考えで売上を見積もったのならば、差額がマイナスになっても問題ございません。逆にプラスになることもあります。
大事なのは、見積りで売上を計上する際、いかに合理的に数字を算出するかがポイントとなります。
合理的に見積もったならば、所詮、見積りなので、差額が出るのは仕方ないです。
以上になります。
よろしくお願いいたします。
本投稿は、2020年05月18日 23時50分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。