自宅を営業所として在宅勤務中の光熱費などの経費計上は可能でしょうか。
日頃からお世話になっております。
フリーランスのシステムエンジニアから法人成りし
バーチャルオフィスを借りて合同会社を設立しました。
新コロナの影響で契約している企業様の指示で在宅勤務となったため
実際の仕事は自宅で行っています。
今後も在宅勤務が続きそうなのと、他の取引先から持ち帰りの仕事を受けることに
なりそうなので、自宅を営業所として登録し、光熱費などを按分して
合同会社の方で経費として計上することを考えています。
自宅は賃貸マンションで、賃貸借契約書には居住用と記載されています。
この場合、自宅を営業所として登録することや、経費を合同会社の方に
計上しても問題ないか、教えて下さい。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

境内生
自宅を営業所として登録することや経費を合同会社に計上することはご相談者の側で任意にできる作業であるので可能です。しかし、契約については本来、相手の同意を得る必要があります。言い換えると賃貸契約書には居住用として利用することや転貸借を禁止するといった要項がはいっているのが通常です。結論として、オーナーの同意のない行為は法的には違法行為ではありますが、オーナーに迷惑をかけていないという前提でオーナーのあずかり知らぬ行為をおこなっていることになります。税務は実態に応じて処理をしているということになり、言い換えるとオーナーとのトラブルが生じた場合のご自身の責任は免れられません。
境内様
回答ありがとうございます。
自宅を営業所として登録することや、経費を合同会社に計上することは可能で
あるとのこと、承知いたしました。
ご指摘のとおり、居住用の賃貸借契約を物件のオーナーに無断で営業所として
登録することはできませんので、オーナーと調整のうえ考えたいと思います。
本投稿は、2020年08月09日 15時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。