古物市場で仕入れた物の売り上げ原価について
古物市場で仕入れをするときに「山」という、1点ずつではなく、様々なものがごちゃまぜになったものを仕入れるときがあります。
山を仕入れたら、売れそうな物だけを山から抜き取って個別で販売し、残った山はまとめて売ったり、ゴミとして処分したりします。
この場合の売り上げ原価をどう考えれば良いのかよくわからないのですが、山から抜き取って個別で売る物が3点のときに、
①残った山をまとめて売る場合
個別で売ったもの3点+まとめて売った山1点と考えて、山の仕入れ額の4分の1がそれぞれの売り上げ原価となる。
②残った山をゴミとして処分する場合
山を仕入れたと考えるのではなく、個別で売ったもの3点を仕入れたと考えて、山の仕入れ額の3分の1がそれぞれの売り上げ原価となる。
という考え方で大丈夫でしょうか?
税理士の回答

この場合の売り上げ原価をどう考えれば良いのかよくわからないのですが、
原則
山10,000円で、100点ある場合=10,000÷100=100=一品物
と考える。
ので、3点売る場合には、その原価は、300円です。
後捨てるので、雑損(雑費)9,700円です。
捨てないで、売る場合んは、その原価は、9,700円です。
例外
初めから捨てるものを原価に入れないなら、①でも良いです。
また②でも、良いです。
よって、相談者様の考えでも良いです。
宜しくお願い致します。
本投稿は、2020年10月19日 01時41分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。