勘定科目について
①企業型確定拠出年金を開始するがこの時の掛け金は全額、損金計上できる仕分け科目との理解で間違いないですか?
②この退職給付費用は全額、損金計上できる仕分け科目との理解で間違いないですか?
③退職給付費用は給与性が高いと思うが、普通の経費と同じ扱いで良く、給与や社員に振り出す給与の支払い調書などに影響はないとの理解で間違いないですか?
④役員と従業員に計上や取り扱いに差異はない理解で間違いないですか?
以上、ご回答頂ける方よろしくお願い致します!!
税理士の回答

森川智之
①企業型確定拠出年金を開始するがこの時の掛け金は全額、損金計上できる仕分け科目との理解で間違いないですか?
②この退職給付費用は全額、損金計上できる仕分け科目との理解で間違いないですか?
支払った企業型確定拠出年金の掛け金(退職給付費用)は損金になります。なお、掛け金の未払計上はできませんので注意が必要です。
③退職給付費用は給与性が高いと思うが、普通の経費と同じ扱いで良く、給与や社員に振り出す給与の支払い調書などに影響はないとの理解で間違いないですか?
企業型確定拠出年金の掛け金(退職給付費用)は給与として扱われませんので、従業員に発行する源泉徴収票の金額には含めません。
④役員と従業員に計上や取り扱いに差異はない理解で間違いないですか?
基本的には取り扱いには差がありませんが、選択性確定拠出年金に役員が加入する際には役員報酬の定期同額に影響が無いように配慮するなど、差異が発生することもあります。この辺りは制度設計とも関わるところかと思いますので、金融機関などともよく相談されて設計されることが良いと思われます。
本投稿は、2020年10月20日 18時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。