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毎月の電話代や電気代に対して、「簡便な会計処理」はどこまで可能なのか?

青色申告は発生主義が基本のため、
経費計上は、発生日の採用が
原則だと理解しています。

ただ、毎月少額かつほぼ定額
の電話代や電気代に関しては、
「重要性の乏しいもの」と判断して、
引落日(支払日)に計上しても
(簡便な会計処理を適用しても)
問題はない、とも理解しています。

それでは、上記の「簡便な会計処理」を適用した場合、
個人事業主のある1年間の携帯電話の経費は、
普通に以下の通りにして良い、ということでしょうか?

-----ココカラが本年の経費-----

■使用期間: (前年)12月1日~12月末日、口座引落: 1月20日
→ 1月20日: (通信費) / (預金)
■使用期間: 1月1日~1月末日、口座引落: 2月20日
→ 2月20日: (通信費) / (預金)
■使用期間: 2月1日~2月末日、口座引落: 3月20日
→ 3月20日: (通信費) / (預金)
■使用期間: 3月1日~3月末日、口座引落: 4月20日
→ 4月20日: (通信費) / (預金)
■使用期間: 4月1日~4月末日、口座引落: 5月20日
→ 5月20日: (通信費) / (預金)
■使用期間: 5月1日~5月末日、口座引落: 6月20日
→ 6月20日: (通信費) / (預金)
■使用期間: 6月1日~6月末日、口座引落: 7月20日
→ 7月20日: (通信費) / (預金)
■使用期間: 7月1日~7月末日、口座引落: 8月20日
→ 8月20日: (通信費) / (預金)
■使用期間: 8月1日~8月末日、口座引落: 9月20日
→ 9月20日: (通信費) / (預金)
■使用期間: 9月1日~9月末日、口座引落: 10月20日
→ 10月20日: (通信費) / (預金)
■使用期間: 10月1日~10月末日、口座引落: 11月20日
→ 11月20日: (通信費) / (預金)
■使用期間: 11月1日~11月末日、口座引落: 12月20日
→ 12月20日: (通信費) / (預金)

-----ココマデが本年の経費-----

以降が翌年の経費

■使用期間: 12月1日~12月末日、(翌年)口座引落: 1月20日
→ (翌年)1月20日: (通信費) / (預金)

税理士の回答

通常の仕訳は、上記のようで良いです。
また、これで、決算を組んでも、問題はないと考えます。
相談者様が考えることは、一切間違いはないです。

でも、会計上は、
12/31で、
翌年落ちる、12月分を
通信費***未払費用***
とするのが、基本です。

翌年の1/20は
未払費用***現金預金***
です。

ご回答ありがとうございます。

さすがに上記の方法は、
アウトかなと思っていたので、
問題ないというのは、意外でした。

ただ、「簡便な会計処理」を適用するにしても、
下記の通り、期末(12月)の経費計上は、未払費用を
使用する方法が「会計上の基本」となっている。
(当方の理解度の確認のため、再記載致します。)


■使用期間: (前年)12月1日~12月末日、口座引落: 1月20日
→ (前年)12月31日: (通信費) / (未払費用) ※ 前年の経費計上

-----ココカラが本年の仕訳-----

→ 1月20日: (未払費用) / (預金) ※ 前年未払だったお金の支払い

-----ココカラが本年の経費-----

■使用期間: 1月1日~1月末日、口座引落: 2月20日
→ 2月20日: (通信費) / (預金)

■使用期間: 2月~11月は省略(上記と同じ)

■使用期間: 12月1日~12月末日、(翌年)口座引落: 1月20日
→ 12月31日: (通信費) / (未払費用) ※ 本年の経費計上

-----ココカラが翌年の仕訳-----

→ (翌年)1月20日: (未払費用) / (預金) ※ 本年未払だったお金の支払い

-----ココカラが翌年の経費-----

■使用期間: (翌年)1月1日~1月末日、口座引落: (翌年)2月20日
→ (翌年)2月20日: (通信費) / (預金)


以上の様な理解で問題ないでしょうか?

一切問題はありません。
上場会社のようなところは、公認会計士が、OKしませんが。
小さな会社は、煩雑さと、間違いを避けるため、そうしているはずです。

ご回答ありがとうございます。

それでは、使用期間に月またぎ(年またぎ)がある
場合に関して、お聞き致します。

当方が最初に記載した計上方法に関しては、
使用期間に月またぎ(年またぎ)があっても、
期中、期末関わらず、全てを引落日(支払日)に
計上するだけなので、計上方法は何も変わらない
と思います。

一方で、期末の経費計上のみ未払費用を使用する
計上方法に関しては、どの様に処理するのが
「会計上の基本」となっているのか。

例えば、請求書に「○月請求書、使用期間: ○月10日~△月9日」
と記載がある場合、下記の通り計上するのでしょうか?
それとも、小規模事業者が「簡便な会計処理」を適用する場合は、
前回答に記載の通り、期末(12月31日)に12月分の請求書金額を
未払費用で全額経費計上する方法が一般的だったりするのでしょうか?


■使用期間: (前年)12月10日~1月9日、口座引落: 1月20日
→ (前年)12月31日: (通信費) / (未払費用) ※ 前年の経費計上(31日中22日の使用として、請求書金額を日割り計算)

-----ココカラが本年の仕訳-----

→ 1月9日: (通信費) / (未払費用) ※ 本年の経費計上(31日中9日の使用として、請求書金額を日割り計算)
→ 1月20日: (未払費用) / (預金) ※ 未払だったお金の支払い

■使用期間: 1月10日~2月9日、口座引落: 2月20日
→ 2月20日: (通信費) / (預金)

■使用期間: 2月~11月は省略(上記と同じ)

■使用期間: 12月10日~(翌年)1月9日、口座引落: (翌年)1月20日
→ 12月31日: (通信費) / (未払費用) ※ 本年の経費計上(31日中22日の使用として、請求書金額を日割り計算)

-----ココカラが翌年の仕訳-----

→ (翌年)1月9日: (通信費) / (未払費用) ※ 翌年の経費計上(31日中9日の使用として、請求書金額を日割り計算)
→ (翌年)1月20日: (未払費用) / (預金) ※ 未払だったお金の支払い

■使用期間: (翌年)1月10日~2月9日、口座引落: (翌年)2月20日
→ (翌年)2月20日: (通信費) / (預金)


ご教示の程、宜しくお願い致します。

末までの分を按分して計上します。
よろしくご理解ください。

繰り返しのご回答、感謝致します。
ありがとうございました。

本投稿は、2021年04月02日 08時01分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。

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