既存建物の外壁塗装をやり直す場合の経費処理について
築15年経過した自社ビルの外壁塗装(防水等含む)を数千万円で行う予定です。
この場合の経費処理についてご教示願います。弊社ではできれば減価償却費で処理したいと考えていまs。
①新築時同等の塗料で塗り直すだけであれば、建物の資産価値向上とならないため、修繕費としての処理となり、減価償却はできないと言われてますが、防水性能等が向上する塗装をしないと数千万円かけても元の耐用年数を維持するだけならば単年度の損金処理しかないのでしょうか?
②減価償却費として処理ができた(資産価値向上となった)場合、塗装であれば建物本体に附属するので、建物の耐用年数(RCで50年、定額法選択)で償却しなければならないのでしょうか?50年の内にはあと2回くらい塗装をやり直すので年数が経つと減価償却費が膨らんでしまいます。
上記2点について、ご教示願います。
税理士の回答

資産に計上することは、問題がありません。
計上してください。
大体15年で、一度くらいするのでしょうから、
耐用年数も、15年でよいと考えます。
会社の税理士さんともご相談ください。
或いは、建物附属設備その他のもの、10年か?
竹中先生
早速のご回答有難うございます。
弊社顧問の会計士からは「壁面塗装、屋上防水工事については、大幅に耐用年数が延長されるなどの事情がなければ、当期の費用として処理するのが一般的です。ただし資本的支出であると認められる場合は、資産に計上し、本体の耐用年数で償却するのが原則です。」ということで、本体の耐用年数50年ではなく、15年とするならそれが妥当であることの証拠書類の作成、保存が必要ということで、いかにも例外的処理という感じの回答でした。
そんなに大幅に耐用年数が増えないと資産計上できないものなのでしょうか?

顧問の税理士の言う通りにするのか?
自分の勘(感)を信ずるのか?
一度税務署に電話で聞いてください。50年とは言わないと思います。たぶん。
10-15年で、塗装をするので・・・10年でよいですか?と。
余りにも保守的に考えるのも、無難ですが・・・。
何とも言いようがありません。
おっしゃる通り、すべてについて保守的すぎて困っています。
税務署に聞いてみようと思います。
ありがとうございました。
本投稿は、2021年06月14日 18時00分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。