前期の未収法人税の訂正方法について
小さな法人の会社で経理業務をしています。前期はコロナウイルスの影響により、確定した法人税が、中間納付の金額より少ない金額となりました。
先日、税務署より還付金額の振込を受けて、仕訳を登録しようとした際に、前期分の決算仕訳登録が誤っていることに気づきました。
例として、中間納付額が1000、確定した法人税が600とすると、
本来であれば、
■中間納付時(前期)
仮払法人税等 1000/現金 1000
■決算時(前期)
法人税等 600/仮払法人税等 1000
未収金 400/
■還付金受取時(今期)
現金 400/未収金 400
と仕訳を登録すべきところを、
■中間納付時(前期)
仮払法人税等 1000/現金 1000
■決算時(前期)
法人税等 1000/仮払法人税等 1000
と登録してしまっておりました。
その為、前期の決算書において、法人税が本来よりも多く記載されており、当期純利益が本来よりも少ない金額となってしまっております。
ただし、確定申告書類の別表1、県税事務所に提出する第六号様式、市役所に提出する第二十号様式には正しい納税額が記載されている為、税金の未納などはございません。
この場合、決算書の修正申告などは必要となりますでしょうか?
また、今期に振り込まれた還付金については、どのような仕訳を登録すべきでしょうか?
誰にも聞けず大変困っています。ご回答よろしくお願いします。
税理士の回答

境内生
決算の数値の修正は不要です。前年は申告書の別表で調整済みです。したがって今期の入金時に 預金400 雑収入400で結構です。継続して別表で調整されます。
迅速なご回答ありがとうございます。
承知いたしました。
決算書は修正せずに、今期に雑収入として計上致します!
本投稿は、2021年06月15日 22時48分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。