不動産所得から事業用の支払にまわすときの仕分けを教えてください。
個人事業主です。一部分の土地を貸して、代金をいただいているのですが、それで事業している訳ではありません。その土地代から事業用の支払にまわすときの仕分けは事業主借に仕分けされますか?
税理士の回答

長谷川文男
貸借対照表は、事業と不動産、合わせて1つの作成でしょうか。
2以上の所得があっても、貸借対照表は合わせて一つの作成が原則で、作成してみるとわかりますが、それぞれの貸借対照表を作成する方が、相談のような場合、大変です。
(不動産所得の現金又は預金を、事業所得の現金又は預金に振り替える処理が必要になるなど煩雑になります。)
貸借対照表が1つならば、現金又は預金を不動産用、事業所得用など分けませんから、事業所得の経費を現金を払えば
(借方)事業所得の経費//現金 XXX の処理だけです。
2以上の所得がある場合でも、貸借対照表は1つが原則で、2つの貸借対照表は、それも認めている、という取扱いです。
貸借対照表はひとつなので、ご回答いただいた内容で仕分けいたします。ありがとうございました。
本投稿は、2021年06月16日 09時09分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。