経費が0円の場合の棚卸在庫計上方法
商品作成のための経費が0円(拾った等金銭のやり取りがない)の場合、その過程でつくった商品も、実質経費は0円となります。その場合、その商品を棚卸資産として計上が必要になるのでしょうか。ご回答宜しくお願いします。
税理士の回答

新木淳彦
こんにちは。
期末において実地棚卸をする目的は、棚卸資産の金額を確定させるためですが、これは、適正な売上原価を算出するためのものです。
商品作成のための経費が0円との事ですから、基本的に仕入金額の年額は0円ということになるはずです。
仕入金額の発生しない場合は、棚卸資産としての計上は必要ありませんが、別の視点からすると、商品の在庫が多数でない限りは、在庫調べをした方が良いでしょう。
その根拠は、そもそも売り上げの根拠が自作の商品となるので、幾つ自作して、幾つ売れて、幾つが残っているよということを明確にするためです。
ですから、棚卸資産として計上するためではないことをご理解ください。
ご検討をお願いいたします。
本投稿は、2021年12月16日 13時27分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。