10万を超える経費の仕分け
10,3100のパソコンを買ったのですが、この仕訳はどうすれば宜しいでしょうか?
個人事業主は年間300万の経費の計上があるから、仕分けは経費で宜しいでしょうか?
10万円を超えているので、悩んでいます。
宜しくお願い致します。
税理士の回答

回答します。
仕訳としては二つの方法があります。
① 一旦、器具及び備品として計上した後、全額減価償却費として必要経費に計上する方法
器具及び備品 103,100 /現金 103,100
減価償却費 103,100 /器具及び備品 103,100
② 即時に経費として計上する方法
消耗品費 103,100 / 現金 103,100
いずれにしても確定申告書に「明細書」を添付するか、「減価償却費の計算」欄に当該パソコン等を掲載し、備考欄に「措置法28の2」と記載する必要があります。
個人的には「①」をお勧めしています。
なお、300万円までの「少額償却資産の必要経費の特例」を適用する場合には、確定申告書に「明細書」を添付する必要がありますが、青色決算書の「減価償却費の計算」欄にこの制度を採用していることを記載することで、明細書に変えることができます。
国税庁HPから「減価償却費の計算」欄の記載例を参考に添付します。
https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/shotoku/shinkoku/0307/pdf/01.pdf
説明箇所は次のとおりとなります。
https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/shotoku/shinkoku/0307/01.htm
本投稿は、2021年12月30日 11時21分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。