借入金返済の口座振替のタイミングが月によりまちまちです
不動産にかかわる融資利息と元本の返済期日について、金消契約には「毎月末に前1か月の後払い」との記載があります。しかし、月により月末に振り替えにならず翌月初の振り替えになることがあります。実際に12月末分は、今年の1月4日決済で年度をまたぎました。「後払い」とまで明記があるので、1月4日の振り替え分も支払利息は前年の費用と思うのですが、月によって異なるので基調が面倒でなりません。現実的に、どのような処理が妥当でしょうか。個人ですが事業的規模の不動産なので55万円の青色申告を今期から行う予定にしています。
税理士の回答
金融機関の営業日の関係でしょう。(例えば12月末日は金融機関の休業日です)
発生主義を厳密にするのであれば、12月31日付で、元本返済は借入金/未払金、利息は支払利息/未払利息と計上し、翌年1月4日に未払金/預金、未払利息/預金と仕訳すればよろしいかと思います。
実際の引落し日で計上しても毎年続ければ各年12カ月分が計上されますので(簡単にいうと1月は2回、2~11月は各1回の年12回)、そこまで手間を掛けるかどうかはご自身でご判断ください。
断定的に仕訳方法をおっしゃらないので、どちらでも実務上は大きな問題にはならないと理解しましたが、月末に振替にならないときも未払費用にいったん計上する手間をかけることにいたします。理由は、正しい考え方を私の身体に染み込ませるためには必要と判断した、月またぎの振り替えに規則性がなく年間12回に一致しない年度が出る可能性が高い、の2点です。なお勘定科目は「未払利息」でなく「未払費用」とし、クレジット払いの電気代水道代やその他と合算の未払費用で取り扱います。もしそれでは問題ありでしたら、いまいちどお教えください。
本投稿は、2022年01月29日 22時29分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。