クレジットカードによる仕入で銀行引き落としが着荷より先になる場合の仕訳について
入荷基準で仕入仕訳をしています。
オンラインで仕入れの発注をし、クレジットカードで支払う場合、その利用額の銀行引落しより前に着荷する場合と、着荷が引落しより後になるケースがあります。
着荷が引落しより前の場合は、
(着荷時)仕入ー買掛金
(引落時)買掛金ー普通預金
で仕訳ができますが、着荷が引落しより後の場合はどのタイミングでどのように仕訳するのが適切でしょうか。
ご教示のほど宜しくお願い致します。
税理士の回答

着荷が引落しより後の場合は、以下の様に仕訳します。
1.引落時
(前払金)xxxx (普通預金)xxxx
2.着荷時
(仕入) xxxx (前払金) xxxx
ありがとうございます。
支払いと着荷が前後することで仕訳パターンが変わってしまい面倒ではありますが丁寧に仕訳していこうと思います。
大変参考になりました。
追加で質問させて下さい。
以下のように仮の科目を用意することで[着荷が先]でも[支払いが先]でも順序が異なるだけの同じ仕訳にすることができないかと考えています。
■ 着荷が先の場合
1. 発注時
(仮科目)xxxx (買掛金)xxxx
2. 着荷時
(仕入高)xxxx (仮科目)xxxx
3. 支払い時
(買掛金)xxxx (普通預金)xxxx
■ 支払いが先の場合
1. 発注時
(仮科目)xxxx (買掛金)xxxx
2. 支払い時
(買掛金)xxxx (普通預金)xxxx
3. 着荷時
(仕入高)xxxx (仮科目)xxxx
ここで「仮科目」はたとえば「未収仕入」のような科目を作るのはどうかと考えています。
・このように処理することは簿記の考え方において可能でしょうか。
・可能な場合、「仮科目」を上記の通り「未収仕入(流動資産)」とすることに違和感はありますでしょうか。
重ねてご教示頂けますようお願い致します。

簿記の考え方においては、未収仕入のような科目を使うことはないです。帳簿の処理を複雑にすることになると思われます。なお、発注時の仕訳は特にしないと思います。
会計の帳簿ではそのような管理はしないということですね。理解できました。
ありがとうございました。
本投稿は、2022年02月19日 17時14分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。