個人事業主。夫婦間での事業継承の仕分けの仕方
数年間主人が個人事業主で私が専従者になっていた事業を二つに分け、私も事業主として開業しました。その際主人から受け継いだ売掛金、買掛金、未払い金、商品の仕分けの仕方を教えていただきたいです。
主人の方も私に受け渡した仕訳の仕方も教えていただきたいです。
税理士の回答

池田康廣
この場合のお二人の仕訳は以下のとおりとなります。
【奥様】 (借方)売掛金 ××× (貸方)買掛金 ×××
商品 ××× 未払金 ×××
資本金 ×××〔差額〕
【ご主人】(借方)買掛金 ××× (貸方)売掛金 ×××
未払金 ××× 商品 ×××
資本金 ×××〔差額〕
上記において奥様の資本金が正数であれば、御主人から奥様への営業権の贈与として、また負数であれば奥様から御主人へ債務免除があったとして贈与税課税の対象となります。したがって、この金額が110万円を超える場合は贈与税の申告・納税が必要となります。
本投稿は、2022年03月07日 18時10分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。