パソコン転売の帳簿管理
お世話になっております。
今後パソコン転売の仕事をする可能性があり、その際の帳簿管理について質問させてくださいませ。
当方、会計ソフトFreeeを使用しております。
・仕入れた段階では仕入れ日や型番などExcelなどで管理&領収書を保管しておく。
・売り上げた段階で、会計ソフトに仕入れと売上情報を入力
・年度末に棚卸しにて売れてないものはエクセルなどでデータにしておく。
といった流れで大丈夫なのでしょうか?
また棚卸しの際に作成した在庫データと仕入れ時の領収書を確定申告時に税務署に提出する形になるのでしょうか?
ご教授いただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
税理士の回答

仕入を、仕入れた段階で帳簿に掲載しないのはなぜでしょうか。
「売上」がないと「仕入」を計上(帳簿に記入)できない訳ではありません。
物品の管理のため、仕訳入力の他に商品を管理することはありますが、通常、商品を仕入れた段階で仕入勘定を計上し、棚卸(在庫)の部分を「期末棚卸」として「売上原価」から減少させます。
商品を仕入れたとき
仕入高 / 現預金
期末の棚卸時
商品 / 期末棚卸高 このような仕訳になります。
※ 在庫となった「商品(pc)」は貸借対照表上の「流動資産」に計上されます。
なお、税務署への在庫データや領収証の提出は必要ありません。税務調査の際に提示できるようにされれば大丈夫です。
回答ありがとうございます。
仕入れ時の段階で都度入力で期末の棚卸し時に処理で大丈夫なのですね。
期末の棚卸し時の
商品 / 期末棚卸高
の『商品』『期末棚卸高』の金額は仕入れで売れ残った分の金額を計上する認識で間違いないでしょうか?

回答します。
仕入れた段階の仕訳は必要となります。
また、仕入先ごとの買掛金や在庫管理など必要に応じて帳簿を作成することもできます。
棚卸に関しては、個々の商品の価額が大きいものの場合は、ご理解のとおりとなります。
なお、小売店などで、同じ商品を大量に仕入販売している場合は「最終仕入原価法」にて評価します。
最終仕入原価法とは、例えば
Aという商品を決算期間中に@100~@110で仕入れたとします。
そして、最後に仕入れた単価が仮に@105であった場合、「商品」の価額を最後に仕入れた「単価」に在庫数を掛けて算出する方法になります。
※ 在庫数 × 最後に仕入れた単価@105 で算出します
以上参考にしてください。
ご丁寧なお返事、ありがとうございました。
本投稿は、2022年04月27日 14時47分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。