後日徴収する絵画教室での教材費の仕訳について
地域のまちづくりセンターで講師として絵を教える事になりました。
普段も絵を教えたり描いたりで、現在青色申告をしています。
今回は材料費として1人600円徴収することになっているのですが、当日センターの方が徴収した材料費をまとめて私に支払って下さいます。(報酬は後日口座に振り込んでもらいます)
材料の内訳としては
・ペンやファイルなど440円(お店で購入して領収書をもらいます)
・テキストを自作するのでコピー代(自宅で消耗品費として購入したコピー用紙やプリンターのインクを使用)
・元々私が持っていた用紙やテープやペンなどの貸し出しや配布
で、大体600円程度と見積もって徴収しようと思っていたのですが、よく考えると領収書をもらうペンやファイルの代金以外の扱いはどうしたらいいのか疑問が湧いてきました。
上記のような場合、どういった仕訳をするのが良いでしょうか?
・購入した日
消耗品費 440 /現金 440
・料金を徴収、材料を受講者に配った日
現金 600 /事業主借 600
では間違っていますでしょうか?消耗品費ではなく、材料費や仕入高として仕訳をしなければいけないのかと思ったのですが、そうなるとどうしたらいいのか分かりません。
分かりやすい仕訳の方法がありましたら教えてください。
よろしくお願い致します。
税理士の回答

おっしゃる通り、材料費と処理したほうが、実態にあっていると思われます。生徒さんが使用するものだからです。
①購入時
(借方)材料仕入高 440 (貸方)現金 440
②料金徴収時
(借方)現金 600 (貸方)売上高 600
となると思います。
消耗品費ではなく、材料仕入高という勘定科目を利用すれば良いのですね。
本当に助かりました、ご丁寧にわかりやすい解説をありがとうございました!

会計ソフト上の「仕入高」を、「材料仕入高」に変更するなり、その付近に「材料仕入高」の科目を新たに作成するなりして、「材料仕入高」で入力していけばわかりやすいと思います。
青色決算書上では、「仕入金額」に表示されることになります。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/yoshiki/01/shinkokusho/pdf/r03/10.pdf
本投稿は、2022年08月01日 20時42分公開時点の情報です。 投稿内容については、ご自身の責任のもと適法性・有用性を考慮してご利用いただくようお願いいたします。